2024/05/26
676 :名無しさん@HOME:2015/04/30(木) 01:38:17.72 0.net
そしてトメ登場(普段は絶対勝手に入らないがお互い合鍵は渡してある)。
驚く夫が言葉を発する間も与えず「熱がある嫁子さんに何させとるんじゃ!しかも文句までよく言えるな!大人なら自分の食事ぐらい用意して、病人に粥でも作らんかい!」と一喝。
さすが教師。
迫力が違う。
その時点で充分溜飲が下がった私。
「冗談のつもりだったのにそんな怒らなくても……」という夫の呟きが聞こえたがトメは無視。
更に「あんた普段もこんなに作らせて文句言ってんの?」と問う。
黙る夫。
トメ溜息。
「何を根拠に、妻というだけの一人の人間が、無償であれやこれやとご馳走並べてくれるもんと思い込んでるんだ」
すると夫がポツリ。
「里田まいはこいつと同じくらいの歳で何品も作ってる」
呆れて言葉も出ない私。
トメも呆れ顔。
しかし言葉は出た。
「はあ?お前、町内会のソフトボールでも補欠だったのに、マー君と同じ扱いして欲しいって?寝言は一球でもマトモに投げてから言え!」
その後、夫は無言でごはんをかき込み、徒歩2分のコンビニでウィダーと栄養ドリンクとアイスを買い込んで帰宅し、お粥を作った。
トメは夫帰宅の時点で「勝手に上がってごめんなさいね。何かあったらいつでも呼びなさい」と言い残して帰って行った。
続きます…