2024/05/26
637 :名無しさん@HOME:2011/02/13(日) 17:53:21 0
何か胸騒ぎがして、無くなってなかった遺品の一覧をもう一度チェックしたら、あったはずのものも無くなってた。
チェックして一覧にした後に無くなったということは誰かが持ち出したということ。
でも黒檀の飾棚なんて元トメ一人じゃムリ。無くなった遺品は元夫が協力して持ち出して売り払ってたことが判明した。
売り払ったお金を新車の頭金にした元夫は「お前も使う車に使ったんだから文句を言うな。
つか頭金にもならない」と言ってきたので離婚になった。
近くのリサイクルショップに売り払ってたので、一応ほぼ全部売値で返してもらえた。
リサイクルショップじゃなくて、それなりのところで売ればかなりの額だったのに「こんな二束三文で文句を言うな!」と怒鳴られた。
12万の値のつく陶器を30円で売るってあり得ないと思った。
離婚した後にあれらの価値を知った元夫にいろいろ言われたけど、「そんな値のつく物がある家なんて呪われてる。呪われたいわくつきの嫁は要らない」という元トメの有難いお言葉で元夫は離婚してくれた。
少しだけど慰謝料も貰った。
久しぶりに会った元夫は「お前まだあのいわくつきの遺品と住んでんの?厄払いに俺が貰ってやってもいいよ」と言ってきた。
「貰ってやる代わりについでにお前も貰ってやるけどどう?」とニヤニヤ言われたので「何があってもぜったい嫌だ」と言って帰ってきた。
離婚の騒動を同級生に愚痴って大恥かいてたから、まさか同窓会に現れるとは思わなかった。
「絶対嫌」と言ってるのに「照れてる照れてる」とか、バカじゃなかろうか。
悩んでたけど、両親の思い出の品少しだけ残して全部売って実家も売って引っ越しすることにする。
良いきっかけになったと思う。
続きます…